30まで残りわずかな独身女子が、仕事やら恋バナやら趣味やら妄想話やら何やらしょうもない日々を徒然と語ります。


by chiku-nao
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マウスの帝王切開。

Specific Pathogen Free =SPF
特定の病原菌がいないこと。
このSPF化された動物を作るための実験を、今日は見学してきました。

実験室に用意されているのは、透明の大きな風船のようなもの。
その中は無菌的になっていて、作業する用のゴム手袋が連結されています。
手を中に直接突っ込まずに、手袋を通して実験が出来るものです。
オペ用なので、左右両側から二人分の手袋が用意されています。

その中にいるのは、無菌のマウス。
この子は前の晩に子供を産んでいて、今回里親代わりになってくれるマウスです。
自分の本当の子供と一緒に、別の子供を育てさせようという試みです。

無菌的にしたいのは、外部環境で交配させたマウスの赤ちゃん。
生まれる前に帝王切開で子宮ごと取出し、消毒液のパイプを通して無菌空間に入れ、その中でピンセットで胎児を取り出します。
最後に胎児をこっそり里親のケージの中、本当の子供に紛れさせて完成。
あとは子殺ししないのを祈って育つのを待つだけです。

でも、マウスって、系統にもよるんでしょうが、子殺しするんですよね。
自分の子ですら弱ってしまうと食べちゃうし、人間の匂いがついた子供も食べちゃうそうだし、他のマウスの子供ももちろん食べちゃうし。
だから、いかに『自分の子だと錯覚させる』かが大事なんだそうです。

帝王切開で取り出したマウスに、里親の糞や匂いのついた床敷きを絡めて。

なかなか大変な流れです。
この後、上手く育っても、検査して病原菌が見つかってしまうと失敗ですからね。

トランスジェニックマウスをつくるのって、大変。
よかった。
動物実験は動物実験でも、使うのは細胞だけで。
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by chiku-nao | 2006-09-28 21:31 | つぶやき